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勃起不全と高血圧治療薬の関係について

2019年08月15日
コーヒーを飲んでいる男女

勃起不全と高血圧治療薬関係について、あまり知られていませんが、注意する関係に有ります。
なぜなら、高血圧治療薬がある種の勃起不全を引き起こしていることがあるからです。
この場合、とても難しいのは、高血圧そのものも、勃起不全の原因になりますし、また、一般的に高血圧が心配される年齢に対しても、「加齢による勃起不全」と考えられることがあるため、見逃されることが多いのです。
しかし、高血圧治療薬そのものも勃起不全の原因になることを知っておくと勃起不全の治療に役立ちます。
それではどうして、高血圧治療薬が勃起不全の原因になるのでしょうか?それは、勃起するためのメカニズムを高血圧治療薬が邪魔する作用に働くからです。

勃起のメカニズムとはどうなっているのでしょうか?勃起のメカニズムで理解しておくことは、ペニスには、筋肉はないことです。
そのかわり、肛門周辺に存在するPC筋とBC筋が活躍します。
最初に、男性は脳が性的に興奮すると、BC筋といわれる筋肉が、ペニスに勢いよく血液を送り込みます。
そして、すぐにPC筋がそれに栓をする形で持続力を持たせます。
ペニスの血が流れ込むところを海綿体といいます。
つまり、ペニスの勃起力は海綿体が血液でパンパンに満たされた状態だったのです。

そのとき、もし、何らかの原因で、血流の流れが弱くなるとどうなるでしょうか?血液が海綿体に勢いよく流れにくくなり、ペニスがパンパンになりにくくなります。
そのため、勃起力が弱まり、勃起不全となります。
その血液の流れを穏やかにしてしまうのが、高血圧治療薬です。
例えば、高血圧治療薬の「利尿薬」は血管を流れる血液の量を減らす効果を利用しています。
また「カルシウム拮抗薬」は血管を広げることで血液の流れを穏やかにして血圧の上昇を抑える降圧剤です。
そのために、ペニスに流れる血管の流れが弱まって、勃起力が弱くなるのです。